auのCMにも出てる!?地域を代表する子どもたちの活動の場、杉並児童合唱団の見学に行ってきた

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こんにちは、すぎなみLOVERS編集部の岡田です!

すぎなみLOVERSの6月のテーマは「マチカド文化部」でしたが、文化といえば、やっぱり音楽! そして、杉並区で最も有名な音楽団体と言えば……?

そう、杉並児童合唱団です!

皆さんは、こちらのCMを見たことがあるでしょうか?

このCMのバックで「うさぎとかめ」を歌っている合唱団こそ、杉並児童合唱団なのです。

この他にも、皆さんご存知のジブリ「となりのトトロ」の「さんぽ」「天空の城ラピュタ」の「君をのせて」などの公式合唱版を手がけています。また最近では、TBSの「マツコの知らない世界」や、NHKの「春の花咲くうたコン祭り」などに出演した超実力派。今回は、その練習現場を取材してきました!

生き生きとした笑顔で溢れる子供たちと、その清涼感たっぷりな歌声に出会うことができました。写真と動画でめいっぱい紹介致します。

バラエティやCMなどでも活躍している日本で最も有名な児童合唱団。杉児こと「杉並児童合唱団」とは、いったいどのような合唱団なのか、お手並み拝見と行きましょう!

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すぎなみLOVERS編集部 岡田

編集部の新卒。サブカルかぶれ。
小学4年生から現在まで現役の合唱人。
 
 
 

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というわけで、やってきました杉並公会堂!

杉並公会堂は杉並区を代表する大きなコンサートホール。毎日のように様々なミュージシャンたちがコンサートやリサイタルを開いています。

杉並児童合唱団が練習しているのは、ここの地下2階に位置する、グランサロンという大きな練習室。練習直前、すでにグランサロン入り口に人影は無く、みんな中に入ってしまっているようです。

恐る恐る扉を開けると……

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いました! 幼稚園くらいの小さい子から、高校生くらいの大きい子まで、たくさんの子どもたち! 現在、200名以上の子どもたちが在籍しているそうです。

小さい子たちもみんな正座で、練習が始まるのを大人しく待っています。

歌い、踊り、回り、走る・・・ とにかく動きまくりな練習に密着!

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17時15分になると共に、練習が始まります。

先生「ごあいさつをしましょう。こんにちは!」

子どもたち「こんにちは!」

元気の良いあいさつの声がサロンに響き渡ると、先生が奏でるピアノから音楽が流れ出しました!

レパートリーは、大人も知っているような楽しい童謡や合唱曲。私も思わず、「あ、知ってる曲!」と思って口ずさんでしまいます。

実はこの練習、毎回違う曲順、違うレパートリーなのだとか。メドレー形式で目まぐるしく変わっていく曲に、子どもたちもその場で反応して歌っています。次に何の曲か来るのか分からないぶん、集中力と瞬発力が問われます。

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まずは、3人一組で顔を見合わせながら歌います。小さい子の楽しそうな笑顔、大きい子の見守るような眼差しに、なんだかこちらまでほっこりとした気持ちになってきます。本当に仲が良いんですね!

小さい子は、中学生や高校生のお姉さん、お兄さんたちとペアで歌うようにしているので、初めは全く歌えなくても、真似しているうちにできるようになっていくそうです。

お次は立ち上がって踊りながら!

隣で大きいお姉さんやお兄さんが歌や踊りを教えてくれるから、やり方が分からなくたって大丈夫! 思う存分体を動かすことができるんです。

それにしても、とっても楽しそう。見ているだけで混ざりたくなってしまいます。

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中には、ただ歌うだけでなく、グループごとに考えた振り付けを発表し、アピールするという場面も。学年や年齢、関係なく集まって話して決める、とっても大切な時間です。

他にも、曲によってはとっさに4人組や7人組を作ったり、服の色で別れてみたり、学年や男女で別れてみたり、ぼーっとしていると置いていかれてしまいそうな展開の数々! 子どもたちも、必死で食らいついていきます。

また、「ドレミのうた」では、団員のみんなが作ったトンネルの中を、見学者やお母さんたちが通ることもできます。お母さんやお父さんたちも、子どもたちにパワーをもらえそうです。

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幼稚園のちびっこたちもこんなにたくさん。

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男の子だってこんなにたくさん!

児童合唱団では、あまり歌っていない子やおどおどして輪に入れない子がいる、というのはよくあることなのですが、杉並児童合唱団は本当にみんな楽しそうで元気が良い! おまけに、静かにお話を聞くことも、あいさつも、しっかりできます。

また、ここでは半年に一度ほど、頑張ったことや、できるようになったことを親御さんにお伝えする、通知表を作るようにしているのだとか。子どもたちの成長を見守ってくれるという、安心感もありますね。まるで第二の学校のようです。

打って変わって真剣な表情が特徴的な、大きい子の練習

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歌いっぱなし、踊りっぱなしの1時間が終わると、次は小学4年生以上の学年だけの練習に入ります。

こちらは、演奏会の練習の真っただ中。新しい振り付けを覚える表情は、さっきまでの練習とは打って変わって真剣なものです。歌も踊りも、小さい子との練習とは比べ物にならないくらい難しくなっています。

小さいうちから歌の楽しさや、反射的に動くことを自然に身につけていくので、上のクラスの難しい練習でも皆へこたれないのだとか。

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それでも、歌っている間はやっぱり笑顔。学年関係無く、メロディに合わせて明るく軽やかな踊りを披露します。

見てください、この動きのキレ。小学4年生にもなれば、こんなに難しいダンスでもお手の物! というわけです。

入団してから毎週2回歌っているだけで、こんなに歌って踊れるようになるなんて、スゴイ…… 今日は取材に来てから、驚いてばかりです。

「うーん、3歳からやり直せるなら入りたい」と、思わずこぼしてしまいました。

小さな子どもたちに話をきいてみた

さて、練習も終了し、今度は先ほど元気に歌っていた団員の子たちにお話を伺ってみました。

話を聞かせてくれたのは、年長さんの女の子と、小学一年生の男の子。それから、大きい子のクラスに上がったばかりの、小学4年生の男の子と女の子です。

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―何才の頃からやっているんですか?

3才の時からやってます。楽しいからずっと続けたいです。

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―1時間ずっと歌ったり踊ったりしているけれど、疲れませんか?

ちょっとだけ疲れます…… でも、楽しいです。

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―先生はどんな先生ですか?

先生は優しいし、きれいです!

―大きい子たちのクラスに入ってからの練習はどうですか?

大きいクラスの練習は難しいけれど、とても楽しいです。

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―今歌っている曲の中で、一番好きな曲はなんですか?

今やっている曲の中では、「わたしのお気に入り」などのサウンドオブミュージックが好きです。大変だけれど楽しいです。

―見ていても、楽しそうなのが伝わってくる練習でした。みなさん、ありがとうございました!

急にお話を聞くことになったのに、4人ともしっかり答えてくれました。それぞれ、歌うこと、踊ることをめいっぱい楽しんでいるようですね。

子どもたちが生き生きと輝ける場所が、ここ杉並区にはある!

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普通の合唱団の練習は、発声練習から始まり、楽譜を開いてイスに座って、お行儀よく歌うのが一般的ですが、杉並児童合唱団の練習の仕方は、それとはひと味もふた味も違うもの。練習が始まった瞬間から、楽しい音楽と歌声が耳に飛び込んで来て、まだ右も左も分からないような小さな子たちの中にも響いてきます。

「歌うことって楽しい」という感情を小さいうちから抱いて歌っていくからこそ、大きくなってからの難しい練習にも耐えられるのですね。

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杉並児童合唱団は、子どもたちにとっての「生き生きと活躍できる場所」であり、自分の中のひとつの「居場所」にもなる、とても素敵な場所でした。まだ幼い我が子に、色々な体験をさせたい。生き生きと活動できるような場所に出会わせてあげたい。そう考えている杉並区在住の親御さんも多いかと思います。

「有名な合唱団だからうちの子にはちょっと……」という理由だけで遠ざけるには惜しい、素晴らしい空間がそこにはありました。ちなみに、入団資格は、3歳から小学3年生の子まで。ご興味があれば、ぜひ一度見学に行ってみるのも良いと思いますよ!

それでは以上、すぎなみLOVERS編集部の岡田がお届けしました!

杉並児童合唱団プロフィール

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昭和39年に誕生し、NHKの「歌のメリーゴーランド」「歌は友だち」にレギュラー団体として出演。そのときの体験が現在の杉並児童合唱団の演奏活動の目的である「楽しめる演奏」を生む要因となった。

楽しめる演奏を作り上げるために、児童合唱団にとって未知の分野であった「合唱ミュージカル」や、リズムにのった振り付けを加えた「ポピュラー曲」の開発に力を注ぎ、数多くの作品を委嘱・発表。見て聴いて楽しさいっぱいのこれらの作品は、全国の多くの合唱団に愛唱されている。また「世界の名曲や民謡」を効果的に編曲した曲で、平素クラシックには興味を持たない人々にもその素晴らしさを伝えてきた。
年に2回プロデュース公演を開催。夏休み期間は全国各地で公演(招聘)を行い、明るくさわやかな歌声で杉児ファンを魅了している。

現在団員は3歳から大学生まで約210名。レッスンではマンツーマン方法をとり、音楽を通し精神力を高め、挨拶や言葉遣いなど礼儀正しい思いやりのある子供達を育てている。
2014年創立50周年を迎え、児童合唱界のリーダー的存在としてその実力と名声はゆるぎないものである。

公式ホームページ:http://www.sugi-ji.jp/

第52回定期演奏会

10月1日(土)
開場/15:30〜 開演/16:00〜
開場/18:30〜 開演/19:00〜

場所:杉並公会堂大ホール
チケット:全席指定 2,800円
お問い合わせ:杉並児童合唱団事務局 3394-3315
(月〜土:10:00〜18:00)

(取材・執筆/岡田萌香 カメラ/末永瞳)

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